「注文住宅とは?」をわかりやすく徹底解説!

「注文住宅とは?」をわかりやすく徹底解説




新築の戸建てのお家が欲しくなった時、まず最初に出てくる選択肢のひとつに、「注文住宅」か「建売住宅」の選択があります。

(もちろん前提として最初からどちらか決めていらっしゃる方も多いと思いますが、しかし少なくともどこかのタイミングで必ず比較する時があります。)

 

注文住宅は「セミオーダー」と「フルオーダー」の2種類があり、それぞれ違いがあります。

求めるこだわりや予算によって選び分けることがおすすめであり、メリットやデメリットを知ることも大切でしょう。

注文住宅は高価な買い物となるため失敗例を参考にしながら注意し、相場などトータル的な要素も検討材料に加えることが重要です。

 

ここでは「注文住宅についての様々な内容や注意点などをわかりやすく解説」していきます。

 

「注文住宅とは?」の記事を読めばわかること

●注文住宅はセミオーダーとフルオーダーの2種類が存在し、それぞれ特徴は大きく変わる

●おおまかな予算を把握できるので検討材料として役立つ

●注文住宅ならではの失敗例を理解でき、その回避策を事前に考えられる

●注文住宅は建売住宅よりも割高だが自分の理想の暮らしを実現できる

 

▶参考情報:「注文住宅とは?」の記事に関する情報として、以下の情報も合わせてご覧ください。

「建売住宅vs注文住宅」徹底比較!価格や入居までの期間など違いを解説

「建売住宅とは?」をわかりやすく解説

「建築条件付き土地とは?」どこよりもわかりやすく解説!

 

それでは以下で詳しく見ていきましょう。

 

 

1,「注文住宅って?」実は2種類のタイプがある

「注文住宅って?」実は2種類のタイプがある

はじめに、「注文住宅の2種類のタイプ」について解説します。

 

注文住宅というのは、とても自由度が高く、自分の意見を様々な部分に反映させやすい方法です。

建売住宅などとは違い、間取りの希望や使用する材質の決定、その他あらゆるこだわりを実現させることが可能です。

まさに詳細内容も含めた注文を行うことができ、注文後に自分の理想に叶った住宅建築が行われる流れになります。

 

ただ注文住宅といっても一言で表すことはできず、「セミオーダー」と「フルオーダー」の2種類があります。

 

(1)セミオーダー

 

もともとある程度の間取りが出来上がっており、それらを自分たちの好みに作り変えていくものが「セミオーダー」です。

 

注文住宅ではありますがすべての部分において購入者が意見を出すのではなく、生活に直結する部分などのみ希望条件を出すケースが多いです。

例えば専門業者でなければなかなか理解が難しい断熱材や材質などの部分は建築会社が担い、購入者と業者側でうまく住み分けができていることも多いです。

中にはすべて自分の思い通りにしたいと考える人もいるかもしれませんが、現実的に考えてより良い注文住宅づくりを行う際には、両者の意見を取り入れた方が良いケースも見られます。

もちろんセミオーダーであっても建売住宅などとは違い、自分の理想とした間取りやその他の条件を実現させることは十分可能でしょう。

 

(2)フルオーダー

 

「フルオーダー」は基本的にすべての部分において購入者の希望が反映され、具体的な間取りだけではなくセミオーダーでは業者が決めることも多い断熱材や材質なども自分で決めることになります。

 

あまりにも多くの事柄を決定しなくてはならないのでデメリットに感じることもあるかもしれませんが、フルオーダーはまさに自分たちだけの家づくりができると評判です。

必要に応じて業者の担当者やインテリアコーディネーターなどの意見を聞き、より良い住宅づくりをすることも可能です。

 

以上のように注文住宅にはセミオーダーとフルオーダーがあり、当然フルオーダー住宅の方が工事期間は長くなり、また建築に際しての坪単価もアップします。

 

2,注文住宅のメリットとデメリット

次に、「注文住宅のメリットとデメリット」について確認しておきます。

 

注文住宅は憧れのマイホームを建てたいと考えている人にとって夢のような存在です。

他の建築方法に比べて圧倒的な自由度が実現され、自分たちならではの住宅建築が可能になります。

 

しかし注文住宅にはメリットもデメリットも双方あり、これらの内容も把握して吟味する必要があります。

 

(1)メリット

 

  • 間取りをはじめとした様々な事柄の決定権がある
  • 自分の家に愛着を持ちやすくなる
  • 自分たちの生活サイクルに応じた住宅が完成する

 

(2)デメリット

 

  • 建売住宅などに比べてコストがかかる
  • 契約から引き渡しまでの期間が長い
  • 考えるべきことや決めるべきことが多い

 

以上が注文住宅が有しているメリットとデメリットになります。

 

金銭的な問題や期間的な問題をクリアできれば多くのメリットを享受できるでしょう。

 

3,住みやすい注文住宅にする秘訣とは?

住みやすい注文住宅にする秘訣とは?

続いて、「住みやすい注文住宅とはどのようなものか?」について解説します。

 

注文住宅を建てる際には「住みやすい家にしたい」と思うわけですが、そのためには一体どのようにしたら良いのでしょうか。

おしゃれさばかりを追求してしまうと、住み心地に直接的に関係ない部分にお金を使い、結果としてすぐに飽きてしまう…ということになりかねません。

確かにおしゃれな住宅は生活環境をより良くしてくれるわけですが、本当に自分たち家族が望んでいるおしゃれなのかをもう一度確認することが必要です。

 

以下では、「住みやすい注文住宅にするためのポイント」をご紹介します。

 

(1)暮らす人たちの生活サイクルを確認する

 

流行や勢いに流されてしまい無駄なところでお金を使うのではなく、住み心地を追求するために欠かせないところでお金を使うべきです。

 

まずは、その家で暮らすことになる人たちが望む生活サイクルを改めて確認してみましょう。

 

それによって具体的に望ましい間取りやその他様々な条件が連想されるでしょう。

そういった重要度の高い部分にこだわるようにすることで、住みやすさを得られます。

 

(2)トータル的に理想的な住宅設計に仕上げる

 

また住宅設計は素人で考えるには無理です。

そのため、必ず専門スタッフの助言も仰ぎ、トータル的に理想的な住宅設計に仕上げましょう。

 

長年住み続けるわけですし、そのうえ非常に多くの金額を必要とする買い物でもあるので、冷静になって考えるようにしてください。

焦らず急がず、現在だけでなく将来的なことも考えることが何よりの秘訣ではないでしょうか。

 

4,注文住宅の予算や相場について

注文住宅の予算や相場について

次に、「注文住宅の予算や相場」について詳しく見ていきます。

 

注文住宅は建売住宅などに比べて必要になる金額が高いと言われています。

実際にその通りなのですが、自分の意見反映が最大限行えるなどのメリットもあるので今でも多くの人に人気があります。

注文住宅の予算は地域によっても異なりますし、住宅の大きさや購入する土地の条件によっても変わってきます。

 

(1)注文住宅に必要な費用

 

具体的には下記の費用が必要になります。

大きく分けると以下の通りです。

 

  • 土地購入費用
  • 注文住宅建築費用

 

この2つの費用を用意しなくてはならず、特に注文住宅建築費用にも様々なものがあります。

注文住宅建築費用の内訳は下記の通りです。

 

  • 契約時に支払う費用
  • 工事着工時に支払う費用
  • 中間金
  • 引き渡し時に支払う費用

 

よく言われる事として、「年収×5or6」がおおよその注文住宅建築の相場と言われています。

 

これを圧倒的に超えてしまうと返済することが難しくなりますし、住宅ローンを活用する場合には融資を受けられない可能性もあるでしょう。

 

(2)一般的な注文住宅の予算相場について

 

一般的な注文住宅の予算相場は、2,000万円台と3,000万円台が約8割を占めており、それを超える4,000万円台と5,000万円台以上が残りを占めます。(※もちろん、住むエリアなどにより大きくことなってきます)

 

家族構成や希望する生活によって予算は大きく変わりますが、まずは返済のことを考え年収に基づいた予算を計算してみましょう。

冒険をせずに長い間安心して返済できるような予算で収まるようにすることが理想です。

 

5,注文住宅でよくある失敗例

注文住宅でよくある失敗例

続いて、注意したい「注文住宅においてよくある失敗例」について確認しておきましょう。

 

注文住宅はいろいろと自由が利くということもあり、結果的に失敗した…という声も多く聞きます。

しかし、事前に注意点を把握し、なおかつ失敗例を勉強しておけば失敗の可能性を大きく下げることが可能です。

 

(1)生活動線の確保を全く行っていなかった

 

「家族のためにどんな部屋を何部屋設置する…」といった間取りの理想ばかりを追いかけてしまい、本当に大切な生活動線の確保が疎かになっているケースも見られます。

 

毎日生活する住宅ですので、例えば料理や洗濯などの家事をスムーズに行うための動線確保が何よりも大切です。

全部自分たちで決めてしまおうと考えると、結果として住みにくい住宅になる可能性もあるので要注意です。

 

(2)将来的な展望を無視して注文住宅を建築した

 

将来のことを考えて子供部屋として活用できる部屋を用意しておくことはマイホーム建築においての基本です。

しかし、注文住宅設計時のことだけを考えてしまい、将来を無視した間取り設計に終始することもよくある失敗事例のひとつです。

 

せっかくマイホームを購入したにもかかわらず家族が増えた結果部屋が足りない…というのは、絶対に避けるべきことです。

 

(3)完成した結果、建売住宅と同じような家になってしまった

 

実はこの失敗例は、私が元不動産屋営業マンをしていた頃でもけっこう多かったです。

 

建売住宅は、だいたいファミリーで生活するにあたって、おおよそどんな方が暮らしても便利なように動線設計がされています。

これは、注文住宅でも同じで、特にこだわった間取りでない限り、基本の生活動線は注文住宅でも同じです。

そのため、建築にあたって細部までのこだわりがなく、前述した「部屋数など間取りだけにこだわってしまっている」などの方は、結果完成すると建売住宅とそっくりの住宅が完成したりしますので注意が必要です。

 

こんな風にならないためにも、建売住宅の方も必ず内覧して、自分たちが理想としている注文住宅との違いは明確にあるかどうかなどを確認しておきましょう。

 

これらの他にも、内装ばかりを重視して「外装をおろそかにした」「収納スペース不足に陥った」などの例も多々見られます。

失敗例を知ることによって冷静な考えのもと、注文住宅の各種設計や条件決定を行うことができるでしょう。

 

6,注文住宅で失敗しないための注意点

それでは、気になる「注文住宅で失敗しないための注意点」について解説します。

 

高いお金を支払い、注文住宅を建てたものの失敗してしまうというのは本当に悲しいことです。

新たな幸せな生活を歩み始めるはずが無駄になる可能性もあるので、注文住宅で失敗することのないように注意点をしっかりチェックしましょう。

 

(1)積極的に見学会に参加する

 

住宅展示場だけではなく、実際に注文住宅で住宅建築した人の家を見学できる催しも行われています。

 

住宅展示場は様々な部分にまで徹底的にお金がかけられていて工夫もなされているので、美しくて当たり前です。

「想像と違った…」ということにならないためにも、すでに住人が暮らしている注文住宅を見に行きましょう。

 

(2)実績豊富で信頼できる建築業者に依頼する

 

ある意味では最も重要な注意点で、失敗しないためには欠かせない条件です。

親切なところはより良い注文住宅ができるようにアドバイスもくれますし、安心して任せられる状況が作られています。

 

(3)妥協せずに打ち合わせを行う

 

打ち合わせは「家族」だけではなく「業者の担当者」ともしっかりと行うことが必要です。

それによって担当者の人たちも建築希望者が望んでいる条件を把握しやすくなり、それに応じたアドバイスをくれるようになります。

確かに注文住宅を建てるときにはいろいろと大変ですが、長年住み続ける家なので、妥協することなく話し合いや打ち合わせを行ってください。

 

(4)動線に注意する

 

建築会社などにより動線に関するアドバイスがあると思います。

しかし自分達家族だからこそ知り得る家族ならではの住宅内での動きにも目を配り、あらゆるタイミングで行き来しやすく快適性の高い動線を実現させたいです。

 

7,【関連情報】注文住宅と建売住宅の違いは?

最後に、「注文住宅と建売住宅の違い」について確認しておきます。

 

注文住宅と建売住宅の違いはいろいろとありますが、

 

  • 自分の希望を反映させられるか
  • 価格の違い
  • 手続きの煩雑さ

 

などになります。

 

「お金の問題さえクリアされれば注文住宅を希望する」という人たちが多くみられるのが特徴で、建売住宅にはない「オンリー1」を手に入れられます。

そして一般的には品質も異なることが多く、注文住宅の方は建売住宅に比べてクオリティが高い傾向があります。

 

▶参考情報:「注文住宅と建売住宅の違い」については、以下の記事で詳しく比較していますので合わせてチェックしてください。

「建売住宅vs注文住宅」徹底比較!価格や入居までの期間など違いを解説

 

8,まとめ

注文住宅は、求めている内容やこだわりの強さによって「セミオーダー」か「フルオーダー」のどちらかを選ぶことができます。

それぞれ予算相場は異なりますが、一般的には2,000万円~5,000万円程度が大まかな金額になります。

 

注文住宅のメリットには、「生活サイクルに合わせやすくできる」、「間取りの決定権がある」などがあり、対してデメリットには「コスト面の課題」が見られます。

 

様々考えられるトラブルについては、事前に失敗例を確認し、なおかつ注意点を把握することによって防ぐことも可能でしょう。

 

 

記事作成日:2019年05月21日
記事作成者:希野 通貴




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