住宅ローンの審査が通らない!?審査に落ちた時のよくある原因をわかりやすく解説!

住宅ローンの審査が通らない!?審査に落ちた時のよくある原因をわかりやすく解説!




一戸建て住宅やマンションを購入する際に活用する住宅ローンですが、審査を通過できずに落ちることもあります。

 

「当然、審査が通るだろうと思って、先に物件を探していたが、結局マイホーム購入できなかった」

「とにかく何も思い当たる理由がないのに、わけがわからないまま審査に落ちた」

 

など、私が現役の不動産営業をしていた時は、本当に住宅ローンの審査に落ちる方が多かったです。

 

そこで、今回は住宅ローンを利用したい人が知っておくべき事前審査と本審査の情報、さらに審査の際に落ちてしまう原因についてご説明しています。

 

年収や正社員かどうか、借り入れ状況、健康状態、返済負担率などが審査の際に重視されます。

スムーズにローン審査を通し、融資実行されるためには、事前の相談が不可欠ですし、様々な事柄に注意してください。

 

それでは、見ていきましょう。

 

「住宅ローンの審査が通らない!?審査に落ちた時のよくある原因」の記事を読めばわかること

●住宅ローンの審査は複数の項目をチェックされて可否が決まる

●事前審査と本審査ではチェックされる項目が異なり、落ちた場合は原因を知ることも大切

●「完済時の年齢・雇用種・勤続年数・健康状態・借入金額・頭金の割合・返済負担率」が落ちる原因になることも多い

●それぞれの金融機関やローンサービス次第で審査の厳しさが異なる

 

▼【関連情報】住宅ローンの審査に落ちた時のよくある原因に関連するあわせて確認すべきお役立ち情報

住宅ローンの審査基準とは?審査項目やポイントなどわかりすく解説!

住宅ローンの必要書類は早めに準備を!事前審査や本審査で必要な書類がわかります。

 

それでは以下で詳しく見ていきましょう。

 

 

1,住宅ローンの審査について

まず最初に、「住宅ローンの審査」について解説しておきます。

新築や中古の一戸建て住宅やマンションを購入する際には、多くの場合は全額自分のお金で支払うのではなく、住宅ローンを活用して一旦お金を借りることが多いと思います。

住宅ローンは申し込みを行えば必ずしも通るというものではなく、それぞれの住宅ローンを提供している金融機関や保証会社が行う審査に通る必要があります。

支店レベルの金融機関が行う審査のことを一般的に「事前審査(仮審査)」といい、その後信用保証会社などが行う「本審査」を受けるという流れです。

 

▶参考:住宅ローンの流れ

「申し込み→事前審査→本審査→借入」

 

審査基準は金融機関やそれぞれのローンの種類によって異なってきます。

チェックされる項目は多岐にわたりますが、代表的なものは下記の通りです。

 

  • 過去や現在の借入状況
  • 完済時の年齢
  • 雇用種
  • 勤続年数
  • 健康状態
  • 借入金額
  • 頭金の割合
  • 返済負担率

 

長年にわたって返済する必要があるので正社員かどうか、勤続年数や完済予定時の年齢などもチェックされます。そしてもちろんですが、信用情報も必ずチェックされます。

その他にも借入金額や自分で用意できる頭金について、年収と年間の返済金額の割合を示した返済負担率も住宅ローンの審査において重要な役割を担っています。

住宅ローンの審査基準については、以下の記事で詳しく解説していますので、必ずご確認下さい。

住宅ローンの審査基準とは?審査項目やポイントなどわかりすく解説!

 

2,住宅ローンの審査に落ちたらどうすべき?

それでは、「住宅ローンの審査に落ちたらどうすべきか!?」ということで、実際に審査に落ちた方やこれから審査をされる方は、ぜひ参考にご覧下さい。

住宅ローンの審査に通らずに落ちてしまうと、一戸建て住宅やマンション購入で必要な資金を借りることができません。結果的に自己資金のみで購入することになるので一般的には購入を見送ることになるでしょう。

審査に落ちてしまった理由が何なのかにもよりますが、基本的には特定の金融機関の審査に通らなかったからといって「マイホームは購入できない・・」というわけではありません。

前述したとおり、金融機関によって審査基準が異なりますので、複数申し込むケースも住宅ローンの審査では多いです。ですから1社落ちてしまったからといってそこで諦めるのではなく、他の金融機関に目を向けることも大切です。

但し、同時に何社も申し込むというのはおすすめできませんので、必ずこちらはおさえておきましょう。

 

そして、審査に落ちた際は、必ず「なぜ、審査に落ちたのか?」という原因の把握をできる限り行いましょう。

 

まず、審査にすぐに落ちてしまった場合は、「個人信用情報が原因」として疑うべきでしょう。

個人信用情報というのは信用情報機関が所有している各個人の情報であり、自分自身では気づいていないような金融事故が記されている情報を閲覧することができます。

 

●クレジットカードの引き落とし漏れがあった。

●消費者金融の返済遅れがあった。

 

など、上記のような事が1度でもあった場合、全て個人信用情報に記録されています。

この個人信用情報は、定められた方法に基づいて本人開示手続きを行えば自分自身の詳細情報を確認できるので、審査に落ちてしまった原因を探れます。

 

▶参考:個人信用情報の本人開示手続きについて

開示方法=窓口に出向く、インターネットでの手続き、郵送による手続き

 

以下では、代表的な信用情報機関と加盟組織をご紹介しおておきます。

 

  • JICC=消費者金融、信販会社
  • CIC=クレジットカード会社、信販会社
  • JBA=銀行

 

基本的には上記に3つの個人信用情報の本人開示請求を行えば、過去〜現在までの全ての個人信用情報を確認することができます。

審査に落ちた人はもちろんですが、これから審査にチャレンジする人も必ず先に「個人信用情報」だけは確認しておくことを強くおすすめします。

以下で各信用情報機関のWebサイトの情報を記載しておきますが、3つのうちクレジットカードをお持ちの方は、「CIC」、消費者金融をご利用したことがある方は「JICC」、銀行からの借り入れをされたことのある方は「JBA」の個人信用情報を請求してみてください。

 

 

確認後、万が一過去の個人信用情報に問題があった際は、その情報内容によって今後の住宅購入やローンの申し込みの時期を検討したり、さらに必要に応じて記載情報を改善させるための対策も行う必要が出てきます。

 

3,事前審査で落ちる理由とは?

ここでは、「事前審査に落ちる理由」に視点をあてて解説していきます。

 

住宅ローンに申し込みを行うと、まず事前審査(仮審査)が行われます。

事前審査は金融機関が行うことになり、前述した「現在や過去の借り入れ状況・完済時の年齢・雇用種・勤続年数・健康状態・借入金額・頭金の割合・返済負担率」が重要視されます。

ですので事前審査で落ちる理由の多くはこれらのいずれかに問題がある可能性があるでしょう。

例として下記のような事例で事前審査に落ちてしまうことがあります。

 

事前審査で落ちる!よくある事例

 

  • 正社員ではなく契約社員
  • 勤続年数が1年に満たない
  • 頭金をあまり用意できない
  • 年収と返済金額のバランスがおかしい
  • 個人信用情報に問題がある

 

などが挙げられます。

 

一部の問題は自らの努力や経年によって解消ができるため、時期を改めてから住宅ローンの審査に再度を申し込むことが多いです。

但し、前段で記載した個人信用情報に現時点で傷が付いている、多重債務状態にある、といった状態にあれば、たとえ勤続年数が長く正社員であり、なおかつ返済負担率が問題なくても事前審査でほぼ落ちます。。

ちなみに個人信用情報に傷が付いてる場合は、事前審査に落ちるまでの結果がとても早いのも特徴です。

事前審査に申し込みしてすぐに落ちた場合は、まずは個人信用情報(CIC,JICC,JBA)を請求してみてください。

 

以下のような「ポイント4:異動」という文字があればどの金融機関の住宅ローン審査も難しくなります・・。

 

CICの個人信用情報開示報告書の見方

出典:CICホームページより

 

「異動」は一般的には「ブラックリスト」と呼ばれるものです。

この「異動」は5年間記録として残り続けますので、「異動」から5年が経過しない限り「異動」がある本人での住宅ローンの借り入れは、基本難しいと思っていたほうがよいでしょう。。

 

4,本審査で通らない理由をチェック

事前審査が行われ無事通過しても、その次に「本審査」が待ち受けています。

この段落では、「本審査に落ちた時のよくある理由」を見ていきましょう。

本審査は、一般的に住宅ローン商品を提供している金融機関の本部や信用保証会社によって行われます。

借入れを行った人が返済できなくなった際に借入れ人に代わり金融機関に対して返済をするのが信用保証会社のため、様々な審査項目によってチェックされます。

一部の住宅ローンを除いて「団体信用生命保険」への加入が義務づけられていますが、健康状態によっては加入することが難しくなります。

 

▶参考:「団体信用生命保険」について詳しくは以下でわかりやすく解説していますので、ご覧ください。

住宅ローンを組む時に入る団体信用生命保険(団信)とは?わかりやすく解説

加入が義務づけられている場合は、当然加入できないと本審査で通過できません。

しかし多少健康に問題がある人でも加入することができる保険を扱っているケースも多いため、各金融機関が用意している住宅ローン商品の詳細はあらかじめ調べておくことも重要です。

「団体信用生命保険への加入ができない」ということ以外にも、事前審査と本審査の間に新たに借金をした場合などは落ちてしまうこともあります。

また審査の際には詳細な個人情報、年収や借金に関する情報を記載する書類があります。

記入漏れや記入間違いがあり、事前審査の際に記入した情報と差異が出てしまうと審査に大きく影響してきます。

本審査で落ちる代表的な理由をまとめると、下記が問題になることが分かります。

 

本審査に落ちる!よくある事例

 

  • 団体生命保険へ加入できない
  • 新たな借金
  • 書類への記載漏れや記載間違い

 

事前審査に通ったからといって、本審査も確実に通ると思ってる方も正直多いです。

ですが、本段落でお話したように、事前審査に通っても本審査で落ちる方は多くいらっしゃいます。

必ず住宅ローン審査を行う際は、事前審査だけでなく、本審査まで踏まえた対策を行っておきましょう。

 

5,住宅ローンの審査は金融機関によって差がある?

前述したとおり、住宅ローンには数多くの種類があり、それぞれの金融機関によって特色の違った商品を用意しています。

金融機関の規模によっても厳しさは違い、一般的には大手銀行よりも小規模な銀行、信用金庫の方が借りやすくなります。

もちろん単純に取り扱っている金融機関の大きさだけで審査基準の厳しさが決まるわけではなく、住宅ローン商品の種類によっても異なってきます。

例えばよく耳にする「フラット35」は住宅金融支援機構と各金融機関が提携してサービスを提供していますが、これは比較的審査落ちしにくいと言われています。(※審査の基準がフラット35と銀行の住宅ローンとでは全くことなります。フラット35については別記事で詳しくご紹介します。)

住宅ローンの審査となると年収をはじめとした個人情報が重要な意味を持ちますが、あまり自信がない場合には小規模な金融機関やフラット35のような審査通過しやすい住宅ローンを前提に選ぶようにしましょう。

 

▶参考情報:「フラット35」について詳しくは以下でご説明していますので、ご覧下さい。

住宅ローン「フラット35」とは?審査内容の条件・金利など初心者は必見!

 

6,住宅ローンを通すためには誰に相談すべき?

普通に生活していると住宅ローンに関する情報を知ることできませんし、多くの場合、新築・中古一戸建て住宅やマンションを購入する際に初めて興味を持つでしょう。

ですが、住宅ローンを利用して借入を行うためには様々な情報収集が必要であり、事前にきちんと相談をしておく必要があります。

住宅ローンの事前対策は必ず専門家に相談しておくのが大切なポイントです!

大きく分類して相談できる機関やサービスは下記の通りです。

 

住宅ローンの相談ができる専門家について

 

  • 金融機関に相談
  • 不動産会社に相談
  • ファイナンシャルプランナー(住宅ローンに強い)への相談
  • その他、セミナーや勉強会

など

 

金融機関によるセミナーや説明会に参加することにより、実際に住宅ローンに携わっている人たちから参考になる情報を入手できます。

疑問に対して的確な返答をしてくれ、基本的に無料で参加できる点は魅力です。

ただ他の金融機関が提供する住宅ローンサービスについては聞けないので、複数の金融機関の説明会に出向かないと比較検討が難しいです。

不動産会社への相談であれば、金融機関では耳にできない情報も聞けますが、担当者によっては実務経験が乏しく専門性が不足する可能性があります。そして、不動産会社が提携している金融機関のローンの話にうまく進められるケースも多いです。

ファイナンシャルプランナー(FP)への相談であれば、住宅ローンだけでなくその他の人生計画も行いやすくなります。お金のプロフェッショナルであり非常にためになる情報が聞けます。ポイントとしては、「住宅ローンに強いファイナンシャルプランナー(FP)に相談すること」です。

銀行や不動産会社に住宅ローンの相談をする前に、住宅ローンに強いファイナンシャルプランナー(FP)に相談しておくと住宅ローン審査の事前対策はもちろん、損をしない金融機関選びなどもできますので、おすすめです。

 

7,住宅ローン審査を通すために気を付けたいこと

最後に、「住宅ローン審査を通すために気をつけておくこと」についてお話します。

住宅ローン審査で重視される項目の多くは、日々の生活の中で自然と積み重ねられるものです。

まず気を付けなくてはならないのが、クレジットカードの支払いや携帯電話料金の支払いなどを遅延しない、無闇に借金をしないということが重要です。

そして正社員かどうか、勤続年数も審査の際にチェックされる部分となるので、住宅ローンに申し込む予定があるのであればそれを意識した働き方をしましょう。

もし無事に住宅ローンの事前審査と本審査に通っても、その後融資の実行が取り消されることもあります。

例えば、虚偽記載が判明した場合や融資が実行されるまでに転職や退職を行った場合、金銭を取り巻く状況が悪化した場合などが挙げられます。

たとえ審査に通ったとしても気を引き締めることが大切ですし、提出する書類に間違いがないかの確認は真剣に行うべきでしょう。

 

8,まとめ

住宅ローンの審査には事前審査と本審査があり、その両方に通らないと融資が受けられません。

事前審査と本審査で落ちてしまう場合には相応の理由があるため、その原因をチェックしておきましょう。どういった項目が重視されるのかを把握し、必要に応じて事前相談などをしておけば対策を講じられます。

クレジットカードの支払いや携帯料金の支払いなどが遅延していると審査結果にも響くことを覚えておきましょう。
個人信用情報に傷がついていることで住宅ローン審査に落ちるケースは本当に多いです。

ご本人での把握はもちろんですが、マイホームを家族で購入する際は、夫婦間でも情報共有をしっかりしておくことをおすすめします。

パーソナル情報が大きな意味を持ってくるので十分注意しましょう。

 

9,【関連情報】
住宅ローンの審査に落ちた時のよくある原因に関連する、その他の読むべきお役立ち情報

今回の記事では、「住宅ローンの審査に落ちた時のよくある原因」について初心者向けにわかりすく解説してきましたが、住宅ローンの審査については、他にも前提として知っておくべき情報があります。

この段落では、今回の記事に関連して、必ず読んでおくべきお役立ち情報を以下でまとめてご紹介しておきますので、現在、住宅ローンのお勉強をされている方は必ず確認しておきましょう。

 

(1)住宅ローン関係のお役立ち情報

住宅ローンの審査基準とは?審査項目やポイントなどわかりすく解説!

住宅ローンを組む時に入る団体信用生命保険(団信)とは?わかりやすく解説

住宅ローンの必要書類は早めに準備を!事前審査や本審査で必要な書類がわかります。

住宅ローン保証料とは?相場、計算方法、仕組みを解説【初心者向け】

 

銀行の住宅ローンについてやフラット35の住宅ローンについての詳しい情報も他の記事で解説していますので、以下で、気になる銀行があればあわせてご覧ください。

 

(2)銀行系の住宅ローン

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記事作成日:2019年03月18日
記事作成者:希野 通貴




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